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ソリューション

ネットワークの高速化・強靭化/既存HFCとの共存/集合住宅の取り込み
を可能とするFTTH総合ソリューション

R-PON(Redundant-PON)システム

R-PONシステムとは、光伝送路やヘッドエンド設備の冗長化による信頼性向上および既存HFCとの融合による段階的なFTTH化、さらに 集合住宅の取り込みに対応したシンクレイヤ独自のFTTH総合ソリューションです。

特 長

光伝送路の冗長化が可能詳しくは
パッシブ冗長クロージャを使用することで、光伝送路にアクティブ機器を置くことなく映像・通信両方の冗長化が可能です。また光モニターの使用により、クロージャ毎にリアルタイムで光伝送路の状態監視・故障検出ができます。さらに光切替器の使用により、障害発生時に予備系統への自動切替が可能です。
ヘッドエンド設備の冗長化が可能詳しくは
冗長対応のヘッドエンド機器により、機器冗長および監視が可能です。光アクセス系機器ではN+1光切替器の使用により、障害発生時に予備系統への自動切替が可能となります。フル冗長のシステムに比べ、安価で省スペースなシステム設計を実現できます。
既存HFCと新設FTTHの共存が可能詳しくは
FTTH設備に接続できる低消費電力型対応アンプを使用することで、既存HFCと新設FTTHの共存が可能です。これにより、段階的なFTTHへの移行を実現します。
集合住宅の取り込みが可能詳しくは
FTTHの戸引き配線が難しい集合住宅に対しても、ケーブルメディアコンバータ(CMC)を使用することで、既設の同軸網や機器をそのまま利用した高速通信サービスに対応できます。
機器の監視や故障検出を一元管理詳しくは
統合管理システムとの連携により、放送系・通信系・端末系機器の状態監視および伝送路の故障検出を一元管理できます。加入者情報も合わせて管理可能です。
高速通信に対応
10Gbpsの高速伝送に対応した10G-EPONおよびXGPONをラインアップしております。また、両システムは統合管理システムにより共存運用が可能です。

システムイメージ

R-PONシステム イメージ図

伝送路の冗長化

HFCでは信頼性を考え伝送路は冗長構成でしたが、FTTHではPDS方式のため冗長構成を構築できません。そのため、伝送路の断線事故などが起きた場合、線路の上流に行くに従い被害規模が拡大する傾向にありました。

HFCシステムのシステムイメージ図とFTTHシステムのシステムイメージ図 R-PONシステムイメージ図

R-PONは、ヘッドエンド内に冗長機器を、ループ状の光伝送路にパッシブ冗長クロージャを設置し組み合わせることで、アクセス系光伝送路の冗長化を可能にしたPONシステムです。
障害発生時には自動でバックアップルートに切り替わるため、FTTHのメリットを活かしながら、HFC以上の信頼性を確保できます。

冗長化の概要

ヘッドエンドに設置する光切替器と、ループ状の光伝送路に設置するパッシブ冗長クロージャを接続し、監視用伝送路に接続した伝送路監視モニターと連動させることで、伝送路の状態管理・監視ができます。

伝送路監視モニターが障害を検知すると、映像用および通信用の光切替器を自動的にバックアップルートへ切り替えます。

R-PON冗長化の概要図

動作の流れ

  1. パッシブ冗長クロージャ毎に、光ルート障害監視用の信号心線を設けます。
  2. センターからルート障害監視用の光信号を送出し、折り返しの信号を光モニターにて常時監視します。
    通常時の伝送路図
  3. 光ルート障害発生時、該当するクロージャ2と対になる光モニター2が、監視用信号断により異常を検知します。
  4. 光モニター2からの制御信号にて、光切替器2が光ルートをバックアップルートに自動で切り替えます。
    障害発生時の伝送路図

ヘッドエンド設備の冗長化

冗長対応のヘッドエンド機器やN+1光切替器などを用いることで、ヘッドエンド設備の冗長化に対応できます。

RF系機器の冗長化

冗長対応製品に替えることで、冗長および監視が可能です。

ヘッドエンド機器冗長の説明イメージ図

アクセス系機器の冗長化

放送系機器 →
N+1光切替器と予備用光増幅器を組み合わせることで、光増幅器の冗長化が可能です。
通信系機器 →
OLTカードにN+1光切替器を組み合わせ、統合管理システムと連携させることにより、OLTのIFカード冗長が可能です。
アクセス系機器冗長の説明イメージ図

N+1光切替器を使用することで、従来の2×1光切替器を使用した冗長構成よりも切替器や予備器が削減できます。

HFCとFTTHの共存

FTTHのセンター設備や伝送路へ接続できる対応アンプの使用で、既存HFCと新設FTTH両方のシステムを併用させて運用できます。HFC・FTTH共存エリアとHFC改修エリアとに分けることで、システムの柔軟な対応ができ、段階的にFTTH化を進められます。

HFC・FTTHの共存(HFC改修)イメージ図

集合住宅の取り込み

ケーブルメディアコンバータ(CMC)や棟内型光ノードを使用することで、既設同軸網や機器をそのまま利用して、費用を抑えつつ集合住宅の高速通信サービスを実現できます。

ケーブルメディアコンバータ(CMC)

ケーブルメディアコンバータは、集合住宅内のテレビ共聴配線を利用したインターネットシステムです。集合住宅の既設同軸配線を使い、高速通信サービスを提供します。設置イメージ図

  • ファイバー引き込みが難しい場所に、ピンポイントで導入できます。
  • 既存CMTSを撤去できます。(サポートやメンテナンスが不要に)
  • 巻き取ったDOCSISモデムが再利用できます。
  • 既存のプロビジョニングシステムが再利用できます。
  • 上位接続はGigabit EthernetかPONのSFPで接続できます。
  • 棟内の上り流合雑音の影響範囲は、CMC内だけに抑えられます。
  • SNRが改善されるため、高速な変調方式を選択できます。
  • 他通信事業者のマンションプラン(VDSL)より高速です。
  • 設置するだけで、集合住宅全体がインターネット対応になります。

棟内型光ノード

センターに光送受信機を追加し、集合住宅側は保安器を棟内型光ノードに変更するだけで、既設設備のままBS・CSパススルーサービスやDOCSISによる通信サービスを提供できます。棟内工事も不要です。

棟内ノードシステム構成イメージ

機器管理の一元化(統合管理システム)

一般的なFTTHでは、放送・通信・端末機器をそれぞれ異なるシステムで管理するため、様々な面でコストが発生し、運用も煩雑になりがちです。シンクレイヤの統合管理システムではそれらを一括管理できるため、機器の状態監視から故障検出まで一つの管理システムで行えるようになります

統合管理システムのイメージ図

統合管理システムの構成

放送系機器
(ヘッドエンド)

  • 対象機器の監視とアラート通知
  • 監視項目のグラフ表示
  • 予備機器の自動設定機能

通信系機器
(GPON,GE-PON)

  • 対象機器の監視とアラート通知
  • D-ONU光シャットダウン機能
  • D-ONU自動認証機能

光端末器
(V-ONU,R-ONU,D-ONU)

  • 加入者情報と光端末情報の横断的なオペレーション
  • SMS(加入者管理システム)との連携

※詳しくは「統合管理システム」製品ページをご覧ください。

主な構成機器

3U高密度光サブラック SFHS-7300HE冗長

業界最大クラスの高密度実装を実現

3U光サブラック 外観
  • 省スペースでセンター装置を構成できます。(EIAラック3U)
  • SCコネクタ採用で施工時の取扱いが容易です。
  • フロントアクセス構造で接続性に優れ、光ファイバーコードが邪魔することなく操作やユニット交換等が容易に行えます。

詳しい仕様はこちらから [PDF 164KB]

冗長ヘッドアンプ SHBS-1000EHE冗長

SNMP監視対応ヘッドアンプの冗長化が1Uスペースで実現可能

冗長ヘッドアンプ 外観
  • ユニット構成は自由にカスタマイズできるため、各運用環境に合わせた組み合わせが可能です。
  • ベーストレイとの組み合わせで、12スロットのユニットをSNMP監視できます。

詳しい仕様はこちらから [PDF 193KB]

冗長シグナルプロセッサー SHSR-8000HE冗長

最大12波のフル冗長構成が可能

冗長ヘッドアンプ 外観
  • 標準搭載のSNMP監視ユニットにより、遠隔から機器の各種監視・制御が可能です。
  • バックプレーン構造により、機器背面配線を外すことなくユニット交換できます。

詳しい仕様はこちらから [PDF 113KB]

光モニター SFH-7001MC-E伝送路冗長

光伝送路をリアルタイムでモニタリング

光モニター 外観
  • 光モニター数は40端子実装で高密度設計。範囲は-40~0dBmのワイドレンジで任意に切替できます。
  • 光モニターの状態を接点端子で出力して光切替器を制御します。
  • アラーム発報する光レベルを、各端子ごとに設定可能です。
  • SNMP監視、電源冗長対応。

詳しい仕様はこちらから [PDF 77KB]

光切替器 SFH-7002S-E伝送路冗長

20系統の光切替に対応した高密度光切替器

光切替器 外観
  • 高信頼性、高速切替、低挿入損失の光切替スイッチを搭載。
  • 光モニターの状態を接点端子で入力して、光切替スイッチを制御します。
  • 手動及び通信から切替制御可能です。
  • SNMP監視、電源冗長対応。

詳しい仕様はこちらから [PDF 86KB]

低消費電力型アドバンスTBA TBA-7301-J段階移行

低消費電力型の双方向幹線分岐増幅器

低消費電力型アドバンスTBA TBA-7301-J 外観
  • 内部設定の変更により多機種の仕様が選択でき、保守機器の管理集約が可能です。
  • オプションのノードユニットを追加することで、幹線増幅器をノードとして使用できます。
    下り:帯域は70~770MHz、BR端子の端子数切替、BR出力の切替
    上り:帯域は10~60MHz、ゲート制御は各端子独立

詳しい仕様はこちらから [PDF 185KB]

低消費電力型アドバンスMB MB-7301-U段階移行

低消費電力型の高出力・高利得延長増幅器

低消費電力型アドバンスMB MB-7301-U 外観
  • 運用モードを切り替えることによりEA/MBの仕様が選択でき、多様なシステム設計に対応できます。
  • 内部設定の変更により多機種の仕様が選択でき、保守機器の管理集約が可能です。
  • オプションのノードユニットを追加することで、延長増幅器をノードとして使用できます。
    下り:帯域は70~770MHz、出力端子数切替
    上り:帯域は10~60MHz、ゲート制御は各端子独立

詳しい仕様はこちらから [PDF 191KB]

棟内型光ノード SOTR-301R(□□ 755 A3)集合住宅取込

BS左旋帯域に対応した広帯域の棟内用光ノード

棟内型光ノード SOTR-301R 外観
  • 上りレーザーのCWDM(17波長)に対応しています。
  • 複数の集合住宅等を、上り下り1心の光ファイバーに波長多重して伝送できます。
  • 遠隔制御機能により、センターからRF信号や上り光信号の制御可能です。

詳しい仕様はこちらから [PDF 107KB]

ケーブルメディアコンバータ MA5633集合住宅取込

DOCSIS3.0の高速性を生かしたノードタイプのCMC

ケーブルメディアコンバータ 外観
  • ファイバーの戸引きが難しい既設集合住宅に、同軸配線を使い高速通信インフラを提供できます。
  • 上位接続はPONだけでなくGEも可能です。
  • 屋外型と屋内型をラインアップ。

詳しい仕様はこちらから [PDF 257KB]