県域放送と広域放送の大きなレベル差が原因で共聴施設内の増幅器でレベル調整を行う事が難しい地域があります。この問題についてフィルタ対策が検討されていますが、隣接信号のレベルを調整する急峻なフィルタは実現困難です。
これに対して本製品は、OFDM信号の特質を生かし隣接チャネルレベルに影響されずに県域放送を広域放送と同じレベルまで設定出来、障害エリアを救済する最善の機器です。
特長
- 広域放送波と県域放送波の大きなレベル差*がある場合でも容易にレベル調整が可能です。 * 10〜25dB:当社比5dB拡大
- プリアンプ内蔵のため、アンテナ受信レベルが低い場合でも使用できます。(県域放送波:45dBμV以上)
- 入力端子への重畳により前置増幅器への電源供給が可能です。(電流通過容量最大1A)
- 広域放送波カットスイッチにより広域放送波の出力をカットし、単チャンネル地上デジタル放送レベルセッターとしても使用できます。
- 当社従来品(SDLS-50B)より安価になっております。
地上デジタル放送波のレベル調整具体例
写真1入力波形のように、広域放送波と県域放送波が混在するエリアでは県域放送波のレベルが広域放送波に比べ、20dB以上低く受信されることがあります。(関東広域では、MXTV。中京広域では、テレビ愛知。大阪広域では、テレビ大阪など)
このまま、棟内システムに伝送した場合、レベル差により受信障害が端末にて発生します。

一発解決君の入力信号から、県域放送波のみ抽出(SAWフィルター採用)/増幅した信号を、機器内部のバイパス回路を通過した広域放送波と混合されて出力します。写真2のように、県域放送波に隣接した広域放送波の周波数特性を劣化させないで県域放送波のレベルだけを合わせることができます。
- 【注意】
- UHFフィルターを挿入して、広域チャンネルだけを減衰させる調整方法がありますが、県域チャンネルに隣接した広域チャンネルは減衰できないためレベル差はそのまま残り、帯域内特性が非常に悪くなります。

